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唐草2012/ 10/ 30

秋が急に深まったと思ったら、
本当に寒くなりました奈良も朝晩の冷え込みは相当なもので、これから冬が訪れるまでに
身体も早く寒さに慣れてほしいものです
奈良はこの時期2週間ほど、【正倉院展】が奈良国立博物館で開催されていて
多くの方がこの奈良の土地に訪れます
今年の目玉は“瑠璃坏”(るりのつき)という、
とても美しいコバルトブルーのガラスの器だそうですが、
正倉院の宝物の中にはたくさんの唐草模様が描かれているようです。
今年出展の宝物で、“赤地鴛鴦唐草文錦大幡脚端飾”という
布の残欠があるのですが、唐草模様が施されていました。
アイアンのデザインも、この唐草模様を組み合わせて表現することが多く、
とても親しみを感じます
こちらは、すべて唐草を使ったデザインです。
繰り返される唐草に、かえって繊細で印象的なデザインの
ルコニー手摺と関ポーチ手摺になりました。
クリニック兼住居ということで、たくさんの方が出入りする玄関先は、
クリニックにふさわしく、すっきりとして、かつモダンな感じですね

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車庫上の飾り窓には、
こちらも唐草をアレンジしたデザインの面格子をはめこみました
タイルの壁がとても素敵で、目を引きます!
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玄関ドアも、デザイン製作いたしました。
こちらもシンプルなデザインですが、重厚さを感じます
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(住居側より)
古来からの唐草という模様ですが、
組み合わせによってデザインは無限にひろがります
今年の正倉院展も、見に行きたくなりました